2025/03/20

伊藤正彦ゼミと伊藤の2024年度活動報告

伊藤正彦ゼミと伊藤個人の2024年度の活動報告になります。

■伊藤正彦ゼミの学会活動、対外活動、学内活動

 今年度は、伊藤ゼミ発足して以来6年目をとなり、3年生9人、4年生8人、修士1年1人の計18人で活動を行いました(休学・退学者は除く)。

 伊藤ゼミ5期生の7人は、全員が学会発表をした初めての代になります(詳細はこちら)。ゼミ全体の対外発表は10人による27件になりました(個人での活動や伊藤による発表は除く)。そのうちオンラインが1件、江別での発表が4件、道内他都市での発表が2件、残りが本州(東京、大阪、他)での発表になりました。毎年毎年同じことを言っていますが、「お金かかるなぁ」という印象です。とはいえ、学生たちは発表経験を積むたびに目に見えて力をつけています。この活動を継続するためにも研究予算が必要になります。引き続き企業の皆様との共同研究を募集しています。

 卒研発表会でも無事7件の発表を行うことができ、うち2件で優秀賞を受賞、4件で奨励賞を受賞いたしました。今年度は本当に学生たちの頑張りに支えられた1年間だったと感じています。

  • 2025年3月14日~15日、情報処理学会第87回全国大会で4件の登壇発表(詳細はこちら
  • 2025年3月2日~4日、情報処理学会インタラクション2025で6件のインタラクティブな発表(詳細はこちら
  • 2025年1月29日~30日に情報メディア学科 合同卒業研究発表会で7件の発表(詳細はこちら
    • 2件で優秀賞を受賞、4件で奨励賞を受賞(詳細はこちら
  • 2025年1月11日~12日に同志社大学で開催された2024年度スポーツデータサイエンスコンペティション審査会で1件のオンラインポスター発表(詳細はこちら
  • 2024年12月11日~13日に苗場プリンスホテルで開催されたWISS 2024: 第32回インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップで1件のデモ発表(詳細はこちら
  • 2024年12月1日に北見工業大学で開催された情報処理北海道シンポジウム2024で2件のポスター発表(詳細はこちら
  • 2024年9月11日~12日に東京工業大学・大岡山キャンパスで開催された第15回情報可視化研究室合同合宿で以下8件のポスター発表(詳細はこちら
  • 2024年9月2日-4日、北海道情報大学で開催されたEC2024 にて、1件の登壇発表と3件のデモ発表(詳細はこちら
  • 2024年7月16日および23日、情報メディア学科卒業研究企画発表会にて7人が発表
  • 2024年4月24日、国際会議 IEEE PacificVis2024で1件のポスター発表(詳細はこちら
 来年度は修士2名、4年生9名、3年生7名での活動になります。一人一人の持っている力を底上げをできるような活動をしていきたいです。

■伊藤個人の活動


-学会運営などに関する活動:
 今年度は、国際会議PacificVis2024のPosters Co-Chairsなどかなり重め仕事から始まり、気がついたらいろいろなものを引き受けていた、という1年でした。
  • Pacific Visualization2024のPosters Co-Chairs
  • Pacific Visualization2024のVisualization Notesのプログラム委員
  • IEEE Pacific Visualization 2024 (PacificVis 2024) VisNotes Best Paper Committee
  • JapanVis2024のプログラム委員
  • インタラクション2024のプログラム委員
  • Entertainment Computing 2024 実行委員
  • 日本学術会議 総合工学委員会科学的知見の創出に資する可視化分科会 XRベース協働可視化小委員会 委員
  • 情報処理学会・論文誌データベース(TOD)の編集委員
  • Journal of Visualizationという英語論文誌の編集委員
 来年度はIEEE PacificVis(4月に台北で開催されるPacificVis2025)のPosters Co-Chairsを再び引き受けており、また忙しくスタートしそうです。


-学内用務:
 学内用務としては、今年度も重めの仕事は免除させてもらっていました。
  • アドミッションセンター委員
  • 学内リサーチアドバイザー
  • 大学院入試委員

-獲得予算:
 獲得予算については、すべて昨年度からの継続になりました。今年度で終了する予算がいくつかあり、新規の獲得があまり大きな額のものではなかったため、来年度の台所事情としては厳しいものになりそうです。学生による幅広い研究活動を継続するためには、常に新たな財源の必要性を感じています。企業様からの共同研究のお話とかありましたら歓迎いたしますのでよろしくお願いいたします(詳細はこちら)。


ー学会発表等
 今年度もあまり自身の研究が進んだとは言えませんが、昨年度の卒業生の研究を国際会議で発表することができました。様々な共同研究も少しづつ形になっており、一昨年度完全に止まった自身の研究活動は少しづつ出来るようになってきていると思います。
  • Masahiko Itoh and Momoka Aizawa, Visualization System for Analyzing the Characteristics of Areas with Frequent Water-related Accidents in River, iV2024, Jul. 2024
  • Kohei Arimoto and Masahiko Itoh, Dimensionality Reduction of Connected Pair Attributions of Inter-firm Transaction Network, IEEE PacificVis2024, Apr. 2024, (poster)
  • 伊藤正彦,企業情報の可視化および分析,2024年度 第1回ORセミナー,Jun. 2024
  • 伊藤正彦,議論とつながりを生む場としてのNII湘南会議,情報・システムソサイエティ誌,vol.29, No.3,pp.13-16, Feb.2025

 以上、2025年度も引き続きお世話になります。よろしくお願いいたします。