伊藤ゼミと伊藤個人の2021年度の活動報告になります。
■伊藤ゼミの学会活動、対外活動、学内活動
今年度は、伊藤ゼミ発足して以来3年目をとなり、3年生8人、4年生9人で活動を行いました(休学者は除く)。今年度の4年生はゼミ配属の説明会と面接をしてゼミに配属が決まった初めての代になります。
ゼミの研究活動もだいぶ軌道に乗ってきた感じもあり、多くの対外発表を行うことができました。コロナ禍の影響で、すべてオンラインになったことも逆に幸いしたのかもしれません。次年度以降、対面での場にどのように出ていくかが大きな課題になります。特に北海道から参加するには予算的な面で非常に負荷が高くなります。
卒研発表会でも無事8件の発表を行うことができ、そのうちの4件で優秀賞を受賞いたしました(詳細はこちら)。学生たちの頑張りに支えられた1年間だったと感じています。
- 2022年2月28日-3月2日、インタラクション2022@オンラインで3件のインタラクティブ発表(詳細はこちら)
- 2022年2月24日、第5回ビジュアリゼーションワークショップ@オンラインで3件のポスター発表(詳細はこちら)
- 2022年1月27日、情報メディア学科 合同卒業研究発表会@オンラインで8件の発表(詳細はこちら)
- 4件が優秀賞を受賞(詳細はこちら)
- 2022年1月8日-9日、第11回スポーツデータ解析コンペティション審査会@オンラインで2チームがポスター発表(詳細はこちら)
- 2021年9月13日‐14日、第12回情報可視化合同合宿@オンラインで4件の発表(詳細はこちら)
- 2021年7月20日、27日、情報メディア学科 卒業研究企画発表会@オンラインで8件の発表
■伊藤個人の活動
-学会運営などに関する活動:
2021年9月9日から11日まで開催された可視化情報学会の第49回可視化情報シンポジウムで幹事をしました。参加登録者が250人で発表件数134件、最大5パラになるかなり大きな会議で、多くの方々のご尽力により無事開催することができました(詳細はこちら)。学会運営に関していろいろな学びがあり、とても大きな経験をさせていただきました。
2022年2月24日に開催された可視化情報学会の第5回ビジュアリゼーションワークショップでは実行委員長をしました(詳細はこちら)。伊藤はチュートリアルの講演も行いました。当初、ワークショップは北海道情報大学でオンサイト開催する予定でしたか、結果的には新型コロナ第6波と重なり、さらには大雪での交通マヒも重なり、オンラインでの開催が正解だったことになります。特に雪の問題は、今後外部の会議を招へいするうえで大きな障壁になると感じました。
その他は以下になります。
- 日本学術会議・総合工学委員会科学的知見の創出に資する可視化分科会・社会に資する可視化の小委員会の幹事
- 情報処理学会・論文誌データベース(TOD)の編集委員
- Journal of Visualizationという英語論文誌の編集委員
- インタラクション2022のプログラム委員
- Pacific Visualization2022のVisualization Notesのプログラム委員
来年度は4月に開催される国際会議IEEE Pacific Visualization 2022の運営委員(Organizing Committee)の一人として、Online Systems Co-chairsを引き受けています。今まさに開催前の準備で大わらわの状況です。
さらに、2022年9月に開催されるThe 30th International Symposium on Graph Drawing and Network Visualization (GD2022)という国際会議の運営委員の一人としてFinanceに関する担当を受け持っています。
-学内用務:
学内用務としては、教務委員の任期1年目を終えました。どちらかというともう一人の教務委員の先生のサポート的な感じでしたが、十分に忙しく、来年度はこんなものではない激務になることが予想されます。
大学院の方でも教務学生委員の任期1年目を終えました(2年目は大きな役を頂くことに…)。大学院を受け持つのも今年度からになります。是非多くの学生に進学してほしいと望んでいます。外部からの進学も大歓迎です。
-獲得予算:
自分が代表の科研費基盤Cがスタートしました。また、同時に分担研究者として申請していた明治大学・横山先生が代表の科研費基盤Cもスタートしました。一方、北大・吉岡先生が代表の科研費基盤Bの分担は最終年度となりました。
帝国データバンク様との共同研究は3年目になりました。IEEE VIS2021のポスターおよび第49回可視化情報シンポジウムで成果を発表しています。
来年度以降も、特に学生たちが活躍するための支援が不可欠になります。特に企業様からの共同研究のお話とかありましたら歓迎いたしますのでよろしくお願いいたします。詳細はこちらに記載しました。
以上、2022年度も引き続きお世話になります。よろしくお願いいたします。