19日、リヨンの情報可視化研究者、Romain Vuillemot氏にトークしていただいた。
これまでトップカンファレンスで発表した内容と最近の試みであるモックアップベースの可視化フレームワークの話、大変面白かったし参考になった。
ほとんどの論文は読んだことがあるか発表を聞いたことがあったのだが、共著も入れて年に5本もトップカンファレンスに通しているらしいので、そりゃあそうなるでしょう。トップカンファレンスに通すことがいかに大事かということ。
ちなみに氏と知り合ったのも去年のVISのワークショップでの私のポスター発表の場。(昔、私がリヨンに滞在していた時に同じ研究所にいたのでその時に会っていた可能性もあるようだが)。
後半の話、可視化パイプラインを逆に見てみる(デザイン・ファースト パイプライン)という基本アイデア。数年前のVISでリバース・シュナイダーマンといって、シュナイダーマンのマントラを逆に見てみるという発表があったのだが、可視化の研究は長年当たり前だと思われていた呪縛から逃れるべきなのかもしれない。