2025/08/11

情報可視化合同合宿2025に参加し伊藤ゼミから12件のポスター発表

 2025年9月9日~10日に八王子大学セミナーハウスで開催された第16回情報可視化合同合宿で伊藤ゼミから12人がポスター発表を行いました。

今年の情報可視化合同合宿は、久しぶりに(2019年以来)泊まり込みの合宿形式で実施し、8大学9研究室から約70件のポスター発表がありました。伊藤ゼミからは3年生1名(山蔦さん)、4年生から9名(松澤君、千葉君、丸中君、渡辺君、石垣君、藤本君、田島君、大屋君、山本さん)、修士1年生1名(大久保君)、修士2年生1名(辻野君)が発表を行いました。12人での参加は過去最高人数です。たくさん議論して多くのコメントを貰っていたようです。


今年度から参加者の投票による優秀賞を選出することになり、石垣君が学生選出による優秀発表賞を受賞しました。

  • 山蔦美月(3年):入力要素に応じた人工生命シミュレーションの変化~オノマトペ(音象徴)の入力による人工生命の行動変化~
  • 松澤颯太(4年):視覚的ワークスペースを用いた要約と分析
  • 千葉颯哉(4年):テニスにおけるサーブの改善システムの開発と提案に向けて
  • 丸中翔太(4年):ボードゲームにおける強化学習エージェントの報酬変化による行動変化の可視化システム開発に向けて
  • 渡辺聖陽(4年):キーワードと類似画像による対話的な漫画検索手法
  • 石垣 丈(4年):牛の摂食量を記録および可視化するシステム(優秀発表賞(学生選出))
  • 山本りほ(4年):ドラムセット演奏支援のためのMIDIデータ解析および奏法の可視化手法の検討
  • 藤本裕也(4年):異なる指導法の比較(ティーチング・コーチング)による学習効率の可視化と効果的指導法の検討
  • 田島 優太(4年):視点エントロピーによる雪像点群に対する最適視点の抽出
  • 大屋光平(4年):Q&Aを用いた可視化生成支援システムの提案
  • 大久保 桐吾(修士1年):ボクセルを用いた動的LOD制御による点群可視化システムの評価に向けて
  • 辻野涼介(修士2年):P3VS: 野球における投球シーケンス構造を分析する可視化システム



情報可視化合宿とは2010年から関東近辺で情報可視化に関係する研究をしている研究室によって始められた合同合宿で、今では関西や北海道からも(ウチですが)参加しています。今年はお茶大・伊藤研、筑波大・三末研、東京科学大・脇田研、産総研・大西研、法政大・細部研、東京工科大・竹島・戀津研、神戸大・坂本研、大阪公立大・佐賀研と道情報大・伊藤研で実施しました。約100人が参加して活発な議論を行いました。おそらく、情報可視化に関する日本で一番大きなイベントだと思われます。

前日は、もはや恒例となっている、ダンダダンで合宿前夜祭を行いました。卒業生の豊田君、青山君、長内君も駆けつけてくれました。