2018/09/22

ゲームの知識ほぼゼロの人間が見た東京ゲームショウ2018

東京ゲームショウ2018に初めて参戦した。


行きの列車はすごく混み合っている、との事前知識があったのだが、全然込んでない。駅に降りても全然人がいない。っていうかそもそも幕張メッセがない。ナニコレ???

会場は京成幕張駅ではないのですね、ややこしいよ。バスで海浜幕張駅へ移動。バスも余裕で座れた。実は混雑を避けるにはこちらのルートの方がいいのではないか。

入り口も大混雑、という事前知識があったのだが、11時くらいに着いた感じでは全くそんなことはなかった。当日券もほぼ待たずに買えた。ブースでゲームを体験するとか物販で物を買うとかいう目的がなければ、これくらいゆったりした行動でよさげ。


私のゲームの知識は20年以上前でほぼ止まっている。
何かをじっくりと見聞きしたわけではなくパラパラと会場全体を眺めただけ。
という前置きをしたうえでの全体の感想。
まず、ゲームそのもので物凄く新しい何かがあるようには思えなかった。ただ、周辺の環境がものすごく進化しているので、作る・プレイする・見る・伝えるといった多方向からゲームを楽しむ環境が整ってきている。単純に製品を売る以外にもゲームに関わって楽しみながら食べていけるようになる未来感は伝わってきた。

  • 開発プラットフォームの進化で参入障壁は格段に下がっているので、大学生や高校生がものすごく面白そうなゲームを作っている。
  • VRゲームがそれなりに作られている(これもOculusとかPlayStation VRとかが出てきたここ数年の話だろうと思う)。VR/ ARのコーナーがあったけど、ARを活用したゲームはなかったように思う。
  • e-Sportsの大会はいつからやっているのかわからないけど、そこそこ盛り上がっていた。もっと盛り上がるためにはゲームをプレイすることでお金を稼ぐ、ということを当たり前に受け入れる社会に早くしないとね。
  • VTuberがらみは盛り上がっていた。このブームしばらく続くかな。それにしても実際に見るとかなりのレベルで驚いた。
  • 流行っているのは知っていたがゲームのライブストリーミングがずいぶんと注目されていた。Twitchというプラットフォームが有名らしい。
  • 今まで全くゲームと関係していなかったような業界がゲームに参入する可能性がある。例えば今回トヨタがブースを出していた。自動運転社会になった時に車の中でどのように過ごすのかを提案する、というのはビジネスチャンスになっていくのだろう。
  • シリアスゲームとかゲーミフィケーションというキーワードはほぼ見当たらなかった(大学のブースで1件見つけただけ)。直接的なエンターテイメントではなく、エンターテイメントの技術を生かして社会問題の解決に取り組むのもゲームビジネスとしてありだと思うのだが。特に大学のブースは、ゲームを作りました、以外の要素ももっとあっていいと思う。
  • 自分で操作するといつ終わるかわからないので、ゲームを作った人に操作してもらったのだが、実際の製作者に操作・解説してもらうのを見るというのもなかなか面白かった。映画のおまけでついてる監督の解説付き映像みたいな?
  • 新しいドラゴンクエストはRPGというよりその世界で生活をエンジョイするゲームになったのか?全然勘違いかもしれないけど、なんか釣りをしている映像とか見えたのだが(要するに全く理解していない)。謎解きは苦手だけど、そっちなら楽しめるかも。